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国立大学法人 島根大学
次世代たたら協創センター(NEXTA)

拠点の特徴

  • 地方大学・地域産業創生交付金
  • 島根県
  • たたら製鉄
  • 先端金属素材
  • 特殊鋼
  • アモルファス
  • その場観察
  • 原子分解能無磁場透過電子顕微鏡
  • 磁性材料観察
  • モーターコア
  • TiAl
  • 鋳造
原子分解能無磁場透過電子顕微鏡(MARS)を用いた鉄の転移の観察(280℃)

研究概要

地方大学・産業創生法に基づき、島根県が内閣総理大臣から認定された内閣府地方大学・地域産業創生交付金事業「先端金属素材グローバル拠点の創出 -Next Generation TATARA Project-」の実施施設として、設置された次世代たたら協創センターは、出雲地域に根付くたたら製鉄の精神を継承し、TiAl等特殊鋼、先端金属素材の開発を行うほか、磁性材料観察できる原子分解能無磁場透過電子顕微鏡を用いたその場観察で開発を支援。アモルファス金属材料をモーターコアとする次世代モーターの開発を実施。金属材料技術の革新と次世代への継承を目指し、地域鋳造企業等と連携し産学官連携による共同研究開発、人材育成を実施。

研究者からのコメント

次世代たたら協創センター 副センター長 柴田雅光
次世代たたら協創センター(NEXTA)には、オックスフォード大学の現役教授で「目的に合わせた最適な金属の配合」をシミュレーションで導き出す技術(ABD)を確立し、成果を社会で活用するためにAlloyed社を設立したロジャー・リード所長が、航空機やモーターといった領域で使用される先端金属素材を開発するために、「視る」「測る」「設計する」「創る」の4つの柱の研究者を配置した金属材料の社会実装のための研究センターです。そのために、ここにしかない機器類が整備されており、新材料の設計支援、品質管理や実装に向けた性能解析といった企業の技術課題解決に適した環境を利活用して、高効率で短時間での開発をサポートします。

研究実績

  • 材料科学(総合)分野のQ1論文数:39本、国外大学等との共著論文数:32本
  • 外部資金獲得額:491,903千円

参考URL

センターによる研究支援体制

研究支援

URA、専門人材(平成24年度イノベーションコーディネータ大賞文部科学大臣賞受賞)が企業の技術課題を紐解き、解決可能な研究者を紹介。島根県産業技術センターや(公財)しまね産業振興財団と連携して課題解決をサポートできる体制を構築。

施設・設備

日本に2か所しか設置されていない原子分解能無磁場透過電子顕微鏡や1,800℃まで加熱して観察できる赤外集光加熱超高温観察バイオレットレーザ顕微鏡、高温環境下での機械試験実施する電子熱機械試験機等、金属材料の観察解析に特化した装置群。

研究シーズ

(1)次世代航空機・エネルギープロジェクト
・材料の強度や寿命の向上、あるいは最適化技術の実現は、材料が使用される先の機械などの性能向上、軽量化、耐久性向上、コスト減、生産性向上などに貢献
(2)次世代モータープロジェクト)
・低磁気損失なアモルファスリボン、高パワー密度のFe -Co合金パーメンジュールの特長が発揮できるモータ分野に着目し, 試作モータの有効性を実証し, 製品化を目指す

人材育成

・地域産業に貢献できる即戦力人材の育成のため、Oxford大学等と連携した先端素材やものづくりに特化した多層的な教育プログラムを開設

上記以外で企業に対してPRしたい拠点の特徴

・産学連携コラボレーションによる企業の技術力向上と中核技術人材の育成を目指す情報提供の場、NEXTAフォーラムを開催
・NEXTA棟内には企業研究室を配置し、共創事業を円滑に行える環境を設置

研究事例

次世代航空機・エネルギープロジェクト

概要

航空機・ロケット等エンジン部材の超耐熱合金や技術波及が可能なエネルギー分野における研究開発を推進

連携期間

内閣府地方大学・地域産業創生交付金事業展開枠(2023-2027年度)

連携先

(株)プロテリアル、SUSANOO((株)キグチテクニクス、秦精工(株)、(株)MAKATA)、(株)NTTデーザムテクノロジーズ

成果

共同研究企業との金属材料の強度や寿命の向上、あるいは最適化技術の実現は、材料が使用される先の機械などの性能向上、軽量化、耐久性向上、コスト減、生産性向上に貢献

活用できた拠点の特徴など、PR

NEXTAに設置した装置で計算、観察、解析、実証、評価を行い、研究成果の企業での実装を実施

次世代モータープロジェクト

概要

革新的材料であるアモルファス金属を活用した高効率なモーターコアの開発を推進

連携期間

内閣府地方大学・地域産業創生交付金事業展開枠(2023-2027年度)

連携先

(株)プロテリアル、(株)守谷刃物研究所、(株)キグチテクニクス

成果

難加工性Fe基アモルファスリボンの最適加工方式を確立し、プロトタイプモータを作り、展示会やセミナーによるニーズ調査等で最も適したアプリケーションを探索することで次世代モーター製造に貢献

活用できた拠点の特徴など、PR

NEXTAに設置した装置で計算、観察、解析、実証、評価を行い、研究成果の企業での実装を実施

次世代航空機・エネルギープロジェクト 高強度TiAlの開発 若林英輝助教

概要

航空・宇宙部品用高強度TiAl合金の製造方法の確立
Ti粉末とAl粉末を主原料とした混合原料粉末を焼結してTiAl基合金を製造する方法を確立し実装

連携期間

内閣府地方大学・地域産業創生交付金事業展開枠(2023-2027年度)

連携先

(株)キグチテクニクス

成果

WO2024248007 TiAl基合金製造方法およびTiAl基合金

活用できた拠点の特徴など、PR

NEXTAに設置した装置で観察、実証評価を行い、研究成果の知財化を行い、グローバル展開を実施

拠点詳細

【拠点名】
島根大学次世代たたら協創センター(NEXTA)

【住所】
〒690-8504 島根県松江市西川津町1060

【HP】
https://tatara.shimane-u.ac.jp/

【連絡先】
電話 0852-32-6138