大学を知る

香川大学
イノベーションデザイン研究所

拠点の特徴

  • オープンイノベーション
  • 都市モビリティ
  • 農業センシング
  • 赤外分光法
  • 食品・農業
  • デザイン教育

研究概要

イノベーションデザイン研究所は、地域に開かれた研究拠点として産学官金民が協働する「産学共創リサーチファーム」を運営しています。実証実験から社会実装までを循環させる仕組みで地域課題の解決と新産業創出を進め、外部資金獲得や人材育成にも繋げています。

研究者からのコメント

香川では、企業や自治体、大学とのつながりが生まれやすく、現場の課題やアイデアを共有しながら研究を進められる実感があります。こうした環境で企業の皆さまと協働することで、実証から社会実装まで一体的に取り組む可能性が広がります。ぜひ香川の強みを生かし、新しい価値を一緒に形にしていきましょう。

研究実績

  • 民間企業等との連携件数70件、
  • コンソーシアムを4つ(うち、令和8年開設予定も含む)を構築
  • 文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に香川大学が連携大学として採択され、本拠点がその中核的役割を担う。

参考URL

https://www.kagawa-u.ac.jp/j-peaks2

センターによる研究支援体制

研究支援

当拠点は、産学連携を推進する学長直下の組織として、異分野間の壁を越えた運営体制を構築し、知財マネージャー等の専門人材を配置するなど、組織的なマネジメントを行っております。
また、進捗管理や資金管理を担うプロジェクトマネージャー、研究全体を統括するプロジェクトリーダーを配置し、プロジェクト運営の実効性を高めております。
さらに、プロジェクトの特性に応じて、クロスアポイントメントによる企業研究者の参画や、リサーチファームでの実証実験・社会実装の過程を体系的に記録するURAを配置するなど、多様な人材が連携して研究開発を推進する体制を整えております。

施設・設備

当拠点は、異分野の研究者や企業が集い、共創を進めるためのオープンな施設です。1階には成果を共有する実証展示エリア、2階にはデモ機を備えたマッチングスペース、3階には共同研究やリサーチファームを運営するマネジメントスペースを配置しています。遠隔・対面の双方に対応したフラットな共創環境のもと、研究シーズの社会実装と人材育成を力強く支援します。また、企業からのクロスアポイントメント教員2名が常駐するなど、産学の多様な関係者が自然と集まり、新たな価値創出が生まれる拠点となっています。

人材育成

本拠点では、クロスアポイントメント制度を活用して企業人材を受け入れ、その研究活動を博士課程の学位論文へと結び付けることで、企業が抱える実課題を研究として体系化する仕組みを構築しております。
併せて、教員・学生・企業人材が共通の研究テーマのもとで協働する環境を整備し、拠点での共同活動を通じて、企業が求める博士人材の育成・輩出を進めております。

研究事例

赤外分光イメージングコンソーシアム

概要

物質が発する光の波長を分析して成分を非接触で特定する技術で、医療・環境・食品など幅広い分野での応用が期待されています。香川大学は光干渉を用いた独自技術で装置の小型化に成功し、コンソーシアムでは産官学連携により事業化と社会実装を進めています。

連携期間

2020年~

連携先

大手自動車部品メーカー、総合化学メーカー、大手建設会社など

成果

超高感度かつ無光線赤外分光装置のプロトタイプが完成し、これまで可視化困難であった物質の分析が可能となり、その精度の実証がなされました。本コンソ-アムでは低価格、量産化に向けて大手企業も参加を表明し3年後をめどに市場投入を目指しています。

活用できた拠点の特徴など、PR

https://kidi.kagawa-u.ac.jp/irc

かがわアグリテックデザインコンソーシアム(KADeC)

概要

植物内部の水分動態を直接計測する微細センサーを中核技術とし、土壌センサ等の先端的センシング技術を統合することで、次世代農業センシングの確立と社会実装を推進します。高度計測技術の普及を通じ、精密かつ持続可能な農業の実現を図ります。

連携期間

2025年7月~2029年3月

連携先

精密部品メーカー 大手技術サービス会社 公的農業研究機関など

成果

センサのプロトタイプ製造と有償MTAによる提供を進めるとともに、民間利用やサービス展開を見据えた実証を実施しています。これらの取組により、技術継承や研修への波及効果が生まれ、農業経営支援と人材育成の両面で着実な成果が見え始めています。

活用できた拠点の特徴など、PR

https://www.kagawa-u.ac.jp/kadec

ヒト・モビリティ・ソサエティに関わるシミュレーション技術の高度化コンソーシアム(HMS)

概要

本コンソーシアムは、ヒト・モビリティ・ソサエティに関する社会課題の解決に向け、異分野研究者が協働して新たな解決策や視点を生み出す方法論の提案・研究・実証を進めています。主要ツールとしてシミュレーション技術を活用し、その高度化に取り組みます。

連携期間

2024年1月~2028年3月

連携先

大手自動車メーカー 大手マルチメディア・ソフトウェア開発制作会社 公的研究機関 など

成果

本コンソーシアムでは、高松市で実施した電動キックボードの実証や人流データ分析の成果が、香川県の都市交通施策の検討プロセスに取り入れられています。これらの知見は、住民の受容性を評価するモデルとあわせて政策判断の材料として活用されており、地域の移動課題に対する具体的な改善策の検討に貢献しています。

活用できた拠点の特徴など、PR

https://kidi.kagawa-u.ac.jp/consortium

拠点詳細

【拠点名】
イノベーションデザイン研究所

【住所】
香川県高松市番町

【HP】
https://kidi.kagawa-u.ac.jp/

【連絡先】
087-832-1507

パンフレット(PDF)をダウンロード