拠点の特徴
研究概要
流体工学研究室
- 流れによる振動や縦渦を利用した新型風車など流れを利用した再生可能エネルギーに関する研究
- クリーム・ゲル・高分子・液晶などの流れや塗布・乾燥過程の解明
研究者からのコメント
交流を求めたい分野:
- 高分子流体や食品関連など、複雑な挙動を示す流体特性の解明
- 流動により発生する振動に関する内容
- レオ・オプティクス測定、流動・変形と光学異方性の関係
- 粒子分散系やゲル状物質の表面物性に関する内容
研究実績
研究室HP:https://whs.nagaokaut.ac.jp/fluid-mech/
参考URL
大学技術シーズ集:http://ntic.nagaokaut.ac.jp/seeds-collection/laboratory-18n
研究概要
パワーエレクトロニクス研究室
パワエレ技術によるあらゆる電源の小型化や高性能化に挑戦
研究者からのコメント
交流を求めたい分野
- 特定用途向け電源の開発
- 特定用途向け電動機制御の開発
- 「超」のつく電力変換、制御技術
- 電力変換器の高密度実装技術
研究実績
研究室HP:http://itohserver01.nagaokaut.ac.jp/itohlab/en/index.html
交流直接変換器(マトリックスコンバータ)の高性能化と実用化
新エネルギー用電力変換器の開発
汎用向けモータドライブ方式の開発
電気自動車用急速充電器の開発
参考URL
研究概要
発酵科学研究室
発酵に秘められた微生物の未知の力を探索する先端研究
研究者からのコメント
- 植物バイオマスの高効率な糖化および得られた糖を炭素源とした微生物による有価物生産のための研究を行っています。また、有用微生物の探索・育種のための高効率・高速スクリーニングシステムの開発を進めています。
- 学生指導に関する考え方 自由な雰囲気からの世界レベルの研究を目指しています。
研究実績
- セルロース系バイオマスからの高効率な酵素糖化システムの開発
- セルロース系バイオマスからオリゴ糖生産システムの開発
- 蛋白質からのオリゴペプチド生産システムの開発
研究室HP:http://www.microorganisms.jp/ogasawara-lab/
参考URL
大学技術シーズ集:http://ntic.nagaokaut.ac.jp/seeds-collection/laboratory-167
研究概要
画像・メディア工学研究室
AI(人工知能)・IoT(モノのインターネット)技術を支えるマルチメディア信号処理
研究者からのコメント
信号処理の基礎理論を土台として、画像・映像・音声・テキスト・Webデータ等の詳細な分析やそれらの統合的解析を行っています。
交流を求めたい分野:
- 画像認識や状態判定など信号処理に関わる分野
- 映像/音声/テキスト/Webデータ等の意味理解など機械学習に関わる分野
研究実績
- センサ信号解析による自律的環境監視システム (河川・道路監視、ロボット間通信など)
- ビッグデータ解析によるターゲット志向型情報獲得システム (興味推定に基づく情報推薦、個人向け広告など)
研究室HP:https://tech.nagaokaut.ac.jp/
参考URL
大学技術シーズ集:http://ntic.nagaokaut.ac.jp/seeds-collection/laboratory-51
研究概要
環境・プロセスデザイン研究室
材料科学と情報工学を融合させたDXものづくりの推進
研究者からのコメント
交流を求めたい分野:
- ものづくりにおけるデジタルツインの推進
- 各種センサーとロボットを融合させたシステムの改善および活用
- セラミックスやハイブリッド材料の内部構造制御に関するプロセス改善
- IoTデバイスを用いたスマート工場化
- 200度以下の排熱からの電力回生
研究実績
本研究室においては、ハイブリッド材料の製造プロセスなどの分野において社会実装を行った経験を有しています。機械・電気・材料・制御・ITなどの複数の分野を横断した融合研究における企業との共同研究実績も有しています。
研究室HP:https://etigo.nagaokaut.ac.jp/people/staff/nky15/nky15.html
参考URL
大学技術シーズ集:http://ntic.nagaokaut.ac.jp/seeds-collection/laboratory-133
研究概要
生命機能利用工学研究室
本研究室では、農業と環境に関する教育研究を担当しています。具体的には、スパーコンピュータなど工学技術を重点を置き、革新的な種苗生産技術、未利用バイオマス利用技術の基礎および応用研究を行っています。
研究者からのコメント
交流を求めたい分野:
- 農学、園芸学、環境・循環社会
得意とする技術
- ウイルスフリークローン植物低コスト増産技術
- 薬草植物等難培養植物像生産技術
- 植物病原菌抑制栽培技術開発
- 未利用バイオマスの有効利用技術
研究実績
- もみ殻等に代表さえる未利用バイオマスの有効利用技術の開発
- 薬草の低コスト生産技術の開発
- ジャガイモ、サトウキビなどの主要穀物の革新的種苗生産技術開発
参考URL
大学技術シーズ集:http://ntic.nagaokaut.ac.jp/seeds-collection/laboratory-227
研究概要
水圏土壌環境微生物研究室
未利用資源・エネルギーを活用した循環型社会の構築
研究者からのコメント
微生物を用いた環境浄化、環境保全技術の研究を行っています。
交流を求めたい分野:
- 土壌微生物、廃水廃棄物処理、バイオガス、植物栽培
研究実績
廃水処理プロセス内の微生物叢モニタリング、下水処理、コンポスト
研究室HP:https://www.ecolabnagaokaut.com/
参考URL
大学技術シーズ集:http://ntic.nagaokaut.ac.jp/seeds-collection/laboratory-92
センターによる研究支援体制

本センターは、本学における産学連携活動を統括し、組織的に推進することを目的に設置されています。
センターは6つの部門を擁しており、目的の達成に向け連携活動に取り組んでいます。URAや専門人材がおり技術相談などから受付可能です。
●包括契約・知的財産部門、 ● テクノインキュベーション・地域連携部門、 ● GIGAKUテクノパーク部門、 ● 卓越産学連携部門、 ● 経営改革協創プラットフォーム部門、 ● 技学コアファシリティ部門
施設・設備
- 技術開発センター:社会実装を目指す共同研究を実施
- 分析計測センター:先端的分析装置の利用が可能
研究シーズ
- 社会実装に展開可能な研究シーズ(技術シーズ)とのマッチングが可能。
人材育成
- 科目等履修生として企業からの人材受け入れ、修士・博士課程の社会人学生受け入れなどを整備。
上記以外で企業に対してPRしたい拠点の特徴
- 社会実装を指向した研究内容が豊富です。
研究事例
アジャイル的なものづくり
概要
社会は絶えず変化し、課題の多様化・複雑化が進んでおり、それに伴いAIなどのデジタル技術やものづくりも変化し続けています。AIを扱う人間もその変化の速さに対応し、アジャイル的な(柔軟かつ俊敏な)開発能力が必要とされます。従来は長期使用を前提に製品開発を行っていましたが、AI時代はユーザーのニーズが目まぐるしく変化することを前提とする必要があります。現在のニーズに合わせて迅速に製品化し、ユーザーのニーズに適宜対応して改良版を出すといった、ユーザーの目線に立ったものづくりを、3Dプリンター、3Dスキャナー、加工ロボット制御技術などを駆使して実現しています。
連携先
大学や教育・研究機関5機関、企業10社
成果
金属製品のアジャイル的ものづくりプロセス
活用できた拠点の特徴など、PR
本拠点を活かした当該取り組みは、日本経済新聞オピニオン欄(2022年6月22日)にて「3Dプリンターに3つの潜在力 ブームから10年の出直し」などで紹介されている。
資源循環型陸上養殖技術の開発
概要
基盤技術である、コメ由来未利用資源による飼料生物培養技術、微生物を高度利用した閉鎖循環型陸上養殖技術、及び、小規模陸上養殖プラント技術を活かして、現在、地域未利用資源を最大限に活用した次世代食料生産システム、天候·気候に左右されない次世代食料づくりに取り組んでいます。
連携先
大学や教育・研究機関4機関、企業7社
成果
パイロット閉鎖循環型陸上養殖システムの整備、水処理装置の開発、米洗浄排水を用いたアクアポニックスなど
活用できた拠点の特徴など、PR
本拠点を活かした連携活動として、令和4年度の内閣府第5回日本オープンイノベーション大賞の最高賞である内閣総理大臣賞の受賞に繋がっている。
“コメどころ”新潟地域共創による資源完全循環型バイオコミュニティ
概要
本学では、農家や米菓製造業者などを始めとする地域のステークホルダーとの間で「10 年後にありたい将来の姿(ビジョン)」について議論を重ねました。そのうえで、農家が安定的にコメ作りを続けていける環境、また生産されたコメを活用して製造業が付加価値の高い製品を生み出すことが重要であるとの意識を皆で共有し、地域全体が「田んぼ」とのつながりを意識して、地域の宝である「田んぼ」を守り続けるための研究開発を進めています。
連携先
大学や教育・研究機関13機関、企業20社、2金融機関2機関、県内の9自治体
成果
コメの生産から利活用に関わる新しいサイクルの社会実装、地域未利用資源の利活用、など
活用できた拠点の特徴など、PR
本拠点を活かし、当該プロジェクトのビジョンを共有して研究開発を推進していくほか、イベントやセミナー等を通じた地域との対話を大切にして、地域の課題に貢献できるよう推進してまいります。JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)の地域共創分野・本格型に採択(2022年10月25日)されて実施中。
地域連携での起業・スタートアッププログラム「ファーストペンギンプログラム」
概要
「ファーストペンギンプログラム」とは、もとは長岡市内の大学・高専、長岡商工会議所、長岡市が行う段階的な起業支援事業です。この名称は、群れを成して行動するペンギンの中で、天敵が潜むかもしれない海へ最初に飛び込むペンギンを「ファーストペンギン」と呼ぶことから、不確実性を恐れずに新規事業の創造に挑戦する起業家になぞらえて付けたものです。事業のアイデア発想のきっかけとなる課題解決経験を積むことから、起業後の成長までを一貫して地域として支援するプログラムです。地域での起業・スタートアップの人材育成の体制整備を進めたい全国のものづくり地域との連携を推進します。
連携先
大学や教育・研究機関4機関、県内の1自治体、及び県外の大学等13機関
成果
起業・スタートアップのための機運醸成のイベント・セミナーの開催、企業のためのスキル・コンピテンシー習得プログラムの実施、起業支援の実施。学生等のテック系の起業社数年間2〜5社程度。
活用できた拠点の特徴など、PR
本拠点を活かし、新潟・長岡地域の自治体・高専・大学間の連携を推進し、先行的な地域リーダー育成・起業家育成の活動・プログラムは、国内外の地域との連携による社会イノベーションに貢献している。
拠点詳細
【拠点名】
国際産学連携機構
【住所】
〒940-2188 新潟県長岡市上富岡町1603-1
【HP】
http://ntic.nagaokaut.ac.jp/renkei_info/
【連絡先】
産学連携・研究推進課 地域共創室
電話:0258-47-9391 FAX:0258-47-9040