拠点の特徴
研究概要
半導体・量子集積エレクトロニクスに関する学術の研究と新技術の社会実装を加速する研究拠点として、本学が強みを持つ次世代デバイス研究を進めるとともに、そのチップ化による 3 次元積層の研究開発、さらには社会実装を実現させていきます。横浜に位置する半導体・量子の専門組織として世界の研究機関・企業をつなぎ、大学と社会をつないでイノベーションを興していきます。
研究者からのコメント
産学官が連携するエコシステム型オープンイノベーションで次世代半導体の革新的な技術創出と将来を担う高度人材の育成を横浜国立大学が中核となって横浜・川崎エリアで推進していく研究開発拠の構築を目指しています。
研究実績
参考URL

センターによる研究支援体制

研究支援
社会的共創のプラットフォームを目指している本拠点には、広報、企画、調整を担う研究戦略企画マネージャー及び競争的資金獲得や企業及び行政との連携等を担当する専任の産学官連携コーディネーターを配置しており、大学全体を支援する研究推進機構所属の研究支援スタッフと柔軟に連携し、外部資金申請、企業との共同契約、知財活用まで一体的に支援する体制を構築しています。
人材育成
急速に進化する半導体・量子技術分野に対応すべく、2025年度から社会人向け「半導体・量子集積エレクトロニクス総合講座」を展開し、初心者には基礎、技術者には後工程技術、光電融合、量子コンピューター等の専門技術と最新動向を網羅した内容を提供しています。今後の受講生拡大を目指し、講座内容の紹介と企業側ニーズの把握を目的とした公開シンポジウムを2026年2月に開催する予定です。
研究事例

JSTムーンショット目標6 研究開発プロジェクト
概要
「量子計算網構築のための量子インターフェース開発(QuINT)(2021年~2025年)」や総務省委託事業「量子インターネット実現に向けた要素技術の研究開発(2020年~2024年)」等からの研究成果を基盤に、国内外の大学・研究機関・企業と共同研究契約や連携協定を締結し、量子技術の発展を目指しています。
連携先
古河電工株式会社、量子科学技術研究開発機構(QST)量子技術基盤研究部門、理化学研究所 量子コンピュータ研究センター、情報通信研究機構(NICT)、東京大学 生産技術研究所、産総研 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)、高エネルギー加速器研究機構。
成果
ダイヤモンド中の窒素および複数の炭素同位体からなる量子メモリをゼロ磁場下で制御することで、量子誤り訂正に世界で初めて成功しました。(2022年4月)

先端国際共同研究推進事業(ASPIRE) 「量子技術応用のためのダイヤモンドスピンキュービット 」
概要
室温でも高効率光読み出しと長コヒーレンス時間を併せ持つダイヤモンド中スピン量子ビットが注目されています。本課題は、材料科学とコヒーレンス制御を融合し、量子センシングや量子通信へ先進的ダイヤモンド技術を応用することを目的としています。共同で推進するダイヤモンド量子技術研究センターは、高機能ダイヤモンド材料による生物医学応用のための量子センシングを実現する。また、光・電子スピによる量子ネットワーク要素を実証します。
連携期間
2025年~2030年
連携先
量子科学技術研究開発機構、東京大学、東京科学大学、京都大学、沖縄科学技術大学院大学、産業技術総合研究所、物質・材料研究機構、ウルム大学(独)、シュツッツガルト大学(独)、ザーランド大学(独)

「AIとHPCを活用した台風メカニズムの解明」
概要
これまでのモデルドリブンであるHPC(シミュレーション)と、データドリブンであるAIを融合させることにより、未知であった台風発生のメカニズムの解明や、台風予測シミュレーションでのHPCやAI活用による高速化および高精度化の研究を行います。
連携先
富士通株式会社 富士通研究所
成果
富士通株式会社と横浜国立大学はスーパーコンピュータ「富岳」上で、富士通の大規模並列処理技術と横浜国立大学台風科学技術研究センター坪木教授が開発した気象シミュレーターCReSSを組み合わせることで、これまで困難だった台風に伴い発生する竜巻の予測を可能にする気象シミュレーションに世界で初めて成功しました。(2025年2月)

量子インターネットへ向けた単一光子のシングルショット高分解能分光システムの開発
概要
量子インターネットを実現する構成方式として有力な周波数多重化量子中継や量子センシングなど幅広い分野での応用が期待に向けた単一光子のシングルショット高分解能分光システムの開発を目指します。
連携先
ソニーグループ株式会社、LQUOM 株式会社
成果
virtually imaged phased-array(VIPA)と単一光子アバランシェダイオード(SPAD)アレイを統合し、単一光子レベルの光パルスを用いた原理実証に成功。VIPAとSPADの両者を組み合わせることで、異なる周波数の光を異なる画素で同時に捉え、単一光子の周波数を一度の測定(シングルショット)で識別可能となり、また現実的な周波数モード数で多重化しない単一モード構成のほぼ理想的な状況を上回る性能も確認しました。

拠点からのコメント
拠点詳細
【拠点名】
国立大学法人横浜国立大学 高等研究院
【住所】
神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台79-5
【HP】
https://www.ynu.ac.jp/about/research/advanced.html
https://ias.ynu.ac.jp/
https://ims.ynu.ac.jp/
【連絡先】
ias-ims@ynu.ac.jp
先端科学高等研究院のパンフレット
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総合学術高等研究院のパンフレット
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