拠点の特徴
研究概要
沖縄県にキャンパスを構える沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、真に国際的かつ学際的な大学です。英語を公用語として使用し、教員および学生の半数以上は海外の出身者です。生物学、化学、コンピュータサイエンス、生態学・進化学、工学・応用科学、海洋科学、数学、神経科学、物理学の専門分野があり、科学と教育に変革をもたらすべく、世界最高の頭脳を沖縄に集結させています。
首席副学長からのコメント
当センターはOISTにおける技術開発と商業化のハブとして機能しており、学内の研究者、学際的環境、リスクをおそれないOISTの文化を活かし、研究室から生まれる発明を社会的・経済的利益にもたらすイノベーションに発展させるべく活動しています。
研究実績
センターによる研究支援体制
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技術開発、産学連携及び技術移転業務をOIST Innovationに集約することで、共同研究やライセンシングを希望する企業のニーズを取り入れやすい環境となっています。
会員制プログラムの実施
新たな協業事業分野を創ることを目的に、会員制プログラムを運営し、企業に対し研究成果の情報発信を行い、会員企業のニーズとのマッチングを行っています。
人材育成プログラムの実施
技術移転の強化やスタートアップ設立を目的とした人材育成プログラムを実施しています。
VCファンドを通じたニーズ把握
VCと連携したファンドを設立し、VCが持つ起業家や企業のネットワークから産業・社会に関するニーズの情報を取り入れています。
インキュベーション施設
OIST発スタートアップやOISTとの連携を希望する企業が入居できるインキュベーション施設を設置し、イノベーターのコミュニティ形成に関する取り組みを行っています。
研究事例
腸内細菌やゲノムなどの網羅的解析をAIとロボットで自動化するプロジェクト
概要
2024年度までに腸内細菌やゲノムなど多角的な網羅的解析を高度に自動化し、疾病の予測や治療法の発見を目指す研究プロジェクトを開始しました。第一期の3年間で、高度自動化網羅的解析システムを開発し、「ゲノミックス」と呼ばれるゲノムの網羅的解析や「メタボローム」と呼ばれる代謝関連因子の網羅的解析など複数の網羅的解析を行う「マルチオミクス解析」および細菌叢(マイクロバイオーム)の網羅的解析などの研究を行います。
連携先
株式会社コランダム・システム・バイオロジー
活用できた拠点の特徴など、PR
OIST Innovation Accelerator
起業家を国内外から誘致し、県内での企業設立に向けて必要な資金、メンタリング、パートナーシップ等の提供を行うプログラム。当プログラムの取り組みが評価され、2022年イノベーションネットアワード一般財団法人日本立地センター理事長賞を受賞しました。
連携先
沖縄県、金融機関、研究機関等
活用できた拠点の特徴など、PR
環境スタートアップ大賞にて大臣賞を受賞したEFポリマー社(2019年度採択)はじめ、各スタートアップ社がインキュベーション施設を拠点としながら国内外で活躍しています。
拠点からのコメント
拠点詳細
【拠点名】
沖縄科学技術大学院大学 OIST Innovation
【住所】
〒904-0412沖縄県国頭郡恩納村谷茶1919番地1
【HP】
https://groups.oist.jp/ja/innovation
【連絡先】
innovation@oist.jp