拠点の特徴
研究概要
作物群落の光合成速度と蒸散速度を継続的に測定しています。
研究者からのコメント
作物の成長を決定づける生理生態情報である光合成速度と蒸散速度を継続的に測定できるシステムを構築しました。これにより、より精緻に効果的に作物を栽培できればと願っています。
研究実績
研究概要
作物群落の光合成速度と蒸散速度を継続的に測定しています。
研究者からのコメント
作物の成長を決定づける生理生態情報である葉の温度を画像から推定できるHybrid AIシステムを開発しました。光合成速度と蒸散速度と合わせ、より精緻に効果的に作物を栽培できるシステムにしていきたいと考えています。
研究実績
研究概要
ニラ群落の収穫時期と収量を予測します。
研究者からのコメント
上から撮影した画像一枚から、ニラ群落の収穫時期と収量を予測するHybrid AIシステムを構築しました。Autoencoder等のAI技術を駆使して、草丈、葉面積、生重、分げつ数のリアルタイムの見える化も実現しました。
研究実績
研究概要
ナス群落の受光量・葉量・光合成の鉛直分布を見える化しました。
研究者からのコメント
ナス群落の斜め上からの一枚の画像から、群落の受光量・葉量・光合成の鉛直分布を見える化しました。光合成に寄与している葉かそうでない葉かを判別することで、効率的な葉かき作業に活用できると考えています。
研究実績
センターによる研究支援体制
研究支援
農学博士(農業環境工学 / 農業環境・情報工学 / 生物環境 )、AI技術者、IoT技術者、ソフトウェア技術者が揃っており、多角的なアドバイス・支援ができます。
施設・設備
作物栽培施設としてのIoPモデルハウス、光合成・蒸散等の生理生態情報の各種測定機器が揃っています。
研究シーズ
各種作物生理生態情報の測定及び推定技術、Hybrid AIシステム(作物生理機構のAIの融合)の開発技術
人材育成
企業や自治体等からの研修受け入れについても、ケースに応じて受け入れ方法等柔軟に対応します。しっかりと目的・課題を持っている方について積極的に受け入れます。
また、社会人の人材育成・教育として、光合成等の植物生理の基礎知識や実践のための栽培・環境管理技術等を学べる「IoP塾」を開講しています。また、IoP塾archivesとして講義動画をオンラインで学ぶこともできます。
https://kochi-iop.jp/human/course/
上記以外で企業に対してPRしたい拠点の特徴
高知県内農家や高知県庁・高知県農業技術センターとの連携が可能です。
拠点からのメッセージ
研究事例
高知県の農産学官が協力して推進している”IoP(Internet of Plants)が導くNext次世代型施設園芸農業への進化プロジェクト”の高知大学における研究機関としてIoP共創センターが開設されています。主に、高知県農業技術センターおよび県内のナス・ニラ農家と共同して作物生理生態情報の測定・推定技術の実現を進めています。
拠点からのコメント
IoP共創センターは、IoPを具現化し、農学とデータサイエンス等との異分野融合による新たな学術「地域情報共創学」を先導し、農家を含めた産・官・学の共創と現実空間とデジタル空間が高度に融合したSociety 5.0時代の新しい姿を具現化して、高知の施設園芸のDX、さらには1次産業のDXを目指す組織です。
拠点詳細
【拠点名】
高知大学IoP共創センター
【住所】
〒783-8502 南国市物部乙200
【HP】
http://www.kochi-u.ac.jp/iopc3/
【連絡先】
IoP共創センター
IoPイノベーション推進課 研究・戦略企画係
e-mail:kp03@kochi-u.ac.jp