フレキシブル有機ELディスプレイ開発

概要

有機ELディスプレイを駆動する画素回路は一般には300℃以上の高温で形成するLTPSやa-Siが用いられます。本開発は150℃以下の低温で形成可能な塗布型有機トランジスタを画素回路に用いたバックプレーン駆動によるフレキシブル有機ELディスプレイの開発を行いました。

連携期間、連携先

連携先:材料メーカ

成果

50~100ppiの解像度を有する塗布型有機トランジスタによるバックプレーンを駆動し、世界で初めてマルチフォトンエミッション型フレキシブル有機ELディスプレイの動作に成功しました。

活用できた拠点の特徴など、PR

有機ELディスプレイ用画素回路の設計、作製を担う研究者の集結、ディスプレイを作製するための高度な設備を保有しています。また、多くの企業や研究機関と研究開発を行うことで高い技術を保有しています。